2024 年度 発表会
6/30の日曜日、深川江戸資料館小劇場にて、今年度の発表会を行いました!
近年は、ピアノの中優子さん・マリンバ・ピアノの青山道子さんのお教室とご一緒に、3人の合同発表会として行っています。今年はそのほかに、外部からのチェロ・フルート・声楽の参加者が若干名加わりました。
さて今年は2つほど、例年とは少し違う状況がありました。
まずは、時間について。今年はもともと参加者が全員で33名と多かったのですが、いつもは子どもだけが参加するピアノ連弾の部に、大人の生徒さんたちもみなさん参加することになり、想定していたよりもプログラムが長くなってしまいました。毎年発表会当日は、午前中に舞台リハーサル、13時開演、17時までに撤収、というスケジュールで行っているのですが、今年の生徒さんたちの演奏時間を計算して合計すると…リハは13時までには終わらないし、17時までに撤収できそうにない!
講師3人で青くなって相談した結果、リハーサルは一人持ち時間3分までとすることにし、持ち込んだキッチンタイマーが3分で鳴ったら、途中でもそこでやめて交代することに。生徒さんたちには舞台リハーサルで一曲通して弾かせてあげることができず申し訳なかったのですが、各先生が前日にそれぞれのお教室でリハーサルを行ったこともあり、混乱もなくリハーサルは終えることができました。
さらに本番は、少し前倒しした12:45の開演。事前に細かくタイムスケジュールを打ち出し、演奏者はアナウンスと同時に舞台に出ていくこと、椅子の高さを調整する人・足台の調整をする人・譜面台を整える人、とあらかじめスタッフの役割を分担し連携プレーで臨むこと、などで時間短縮を試みた結果、なんとほぼすべてスケジュール通りに進み、予定通りの16:20に終演を迎えることができました。おっとり先生3人組ですが、やればできる…!
もう一つ例年と違った点は、プログラムの構成です。
今までは、子どもの出演する部を前半、大人の出演する部を後半に置き、その間に集合写真の撮影をしていました。しかしそうすると、家族連れの方の多くは撮影が終わると帰ってしまい、後半の客席はガラガラになってしまう、ということが起こります。
そこで今年は、子供から大人までミックスしたソロ演奏のグループを二つ作り、前半と後半に分けて置き、ピアノ連弾の部はその後に、写真撮影はすべての演奏後に、という流れにしました。
皆さんがほぼ1日拘束になり、疲れてしまわないか心配でしたが、特にそう言った不満の声もなく、むしろ「色々な人の演奏が聴けて楽しかった。興味深かったし、刺激になった。やりたい曲が増えた」といった感想を多く頂き、改めて人の演奏を聴く大切さ、ということを感じました。
自分の曲に向き合い、普段よりもたくさん頑張って、緊張しながら人の前で発表する。こんな貴重な、稀有な経験が出来る場はそうそうありません。もちろん舞台の上ではそれぞれうまく行ったところも、失敗してしまったところもあります。でもそこにはたくさんの発見があり、そこまでやって来たことは必ず力になっていて、その先の豊かな音楽に繋がっていきます。
最後の集合写真ではみんながすごくいい笑顔で写っていて、それを眺めていると一人一人の頑張りが思い出され、また来年に向けて進んでいこう!という気持ちになります。
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